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私自身

 雨が斜めに降っている

 それは邪で
 わがままで
 ひとりよがりで

 まるで私自身が降っているみたいだけど

 雨は地面を突き抜けて どこまで降っていくのだろう

少年

 溢れんばかりの日差しを そっと瞼から零すと

 一人の少年がそれを拾い上げてくれた

 私の記憶にある少年に どこか似ているようで
 懐かしくなって 思わず微笑みかけてしまった

 気がつくと少年は消えて 代わりに
 幼い日の記憶だけが 残っていた

 あの少年が
 私自身の過去だったなんて・・・・・・・