2005/06/15 ボブ・サップ考

 山本優弥はどうしちゃったんだろうね。ま、いいや、やっぱり予想通りサップの一人勝ちじゃないかぁ〜! つまんないなぁ〜! でも、考えようによっては、開幕戦に他の日本人が出る方がもっとつまんないかも。武蔵はすっごくがんばってると思うけど、他の日本人ももうちょっとなんとかしなきゃあね。

 サップってどうなんだろうね。野獣っていうより、なんかバイソンみたい。あんな人間がいるってこと自体信じられないけど、理想の格闘技者としての観点から考えたらどうだろう。

 確かに、パワーはすごい。明らかに人間離れしてる。それに、でかい割りにはスピードもある。なんだかんだ言って立ち技格闘技って、パワーとスピードだけで相当上まで行けるってことを証明した功績は、すごく大きいと思う。

 一時ホーストがK−1で勝ちまくってた頃は、テクニック至上みたいに言われてたでしょ。パワーファイター達がみんな、ホーストの前に出たら何もできずに負けていく。正直あの頃は、みんながテクニックに走って、なんか試合がちまちまして面白くなかった。

 いや、ホーストは嫌いじゃないんだけどさ。でも、サップが2度に渡ってホーストをぼこぼこにしたとき、胸がスカッとしたのはしんちゃんだけじゃなかったと思うんだよね。

 サップは、パワーとスピードはあるけど、スタミナがないよね。当然それは、格闘技者としては致命的な弱点だけど、でも、どうなんだろう、パワーとスタミナって、一つの身体に共存しうるものなんだろうか。パワーを取ればスタミナがなくなり、スタミナを取ればパワーがなくなるのが、自然界の法則みたいな気もするんだよね。
 サップほどの驚異的なパワーが宿った肉体には、スタミナの居場所はねこのひたいほどしかないんじゃないかって。サップがいくら、スタミナをつける訓練を積んでも、無駄なんじゃないかって・・・。

 昨日の試合見てると、確かにジャパン・グランプリレベルなら、パワーとスピードだけで勝てる。サップは夕べそれを証明したわけだけど、でも、あれだけスタミナがない状態では、開幕戦や本戦に行って外国人ファイターと戦ったら、相当厳しいよね。サップは、一度K−1ルールでセフォーに負けてるけど、やっぱりな、って感じだった。あれがサップの限界だなって。

 いや、しんちゃんは、基本的にサップ好きなんだよ。格闘技好きの宿命として、少しでも強い人が好きなんだな。パワーだけを取ればサップの強さは次元が違うから、その点ではサップ大好き。でも、総合力となると、やっぱり本戦では通用しないだろうなと思うと、それがとても残念なんだよね。

 本戦までに、なんとかもっとスタミナをつけられないものだろうか。がんばれ、サップ!