2005/06/10 模試はあくまでも模試

 一部の予備校の模試がひどく難しかったみたいだね。しんちゃんは現物を見ていないので、以下の話は、あくまでも一般論です。その予備校がどうのこうのっていう話じゃないよ。

 しんちゃん、前から言ってることなんだけど、各予備校の模試って難しすぎるんだよね。「難しさ」には2つの種類がある。@基本事項を出題してるんだけど、ひねっているので、応用力を問われる難しさ、A基本事項を無視してやたらとマニアックな箇所から出題してるので、知らないと解けない難しさ。
 各予備校の模試が@なら問題ないんだよ、だって、本試験が@なんだから。でも実際は、ほとんどの予備校でA。
 模試ってさぁ、本試験のレプリカであるべきだよね。なのに、本試験とまったく傾向が違うんじゃ、全然意味ないじゃん!

 各予備校の批判ばかりしててもしかたないので、前向きに考えていこう。

1.2つの難しさのはざまで、ではどう勉強したらいいのか。
 僕らの勉強のスタイルは、@とA、どちらに合わせるべきなんだろう?答えはあきらかだよね。本試験が@なんだから、当然@でやるべき。各予備校の模試なんかに惑わされないで、王道を行こうよ!惑わされてわき道に逸れちゃったら、取り返しのつかないことになるよ。

2.模試で得点とれなかった人は、本当に合格できないの?
 基本事項の徹底マスターという視点で勉強を続けてきた受験生のA君が、ある予備校の模試を受けました。出題傾向がAだったために得点が低く、全体の5割ぐらいしか取れませんでした。さて、ここで問題です。A君は本試験で合格できないでしょうか。もう一つ、A君のこの模試の合格判定はどうなるでしょうか。

〜本試験で合格できないか〜
 答:合格できる。だって、本試験と模試は傾向が違うんだもん。模試の得点と本試験の得点は一致しないよ。基本事項を徹底マスターしてるA君は、模試ではだめでも、本試験ではちゃんと合格点が取れるはずだよ。

〜この模試の合格判定基準は〜
 ここが大切なところなんだ。確かにA君の得点は低かった。普通に考えれば、5割の得点では、合格ラインに遠く及ばないはず。でも、予備校から模試の結果が郵送されてきてA君ビックリ、合格判定はなんと「絶対合格」だった!
 なぜだろう?なぜたった5割の得点で、「絶対合格」の判定が下ったのだろう。
 理由は、社労士試験が相対的な試験だからさ。知ってのとおりこの試験は、最初に合格ラインを定めて、その得点以上なら合格、未満なら不合格というようないわゆる「絶対的な試験」ではない。たとえば「6割以上で合格、6割未満で不合格」ってわけじゃないってこと。あくまでも全国の受験生の中での相対比較で合否が決められる相対的な試験なんだ。わかりやすく言えば、「点数は問題じゃなく、単純に上位8〜9%に入った人を合格させる」ってこと。
 A君が解けないマニアックな問題は、誰も解けないんだよ。みんなが解けないんだから、平均点が下がる。だから、A君の5割の得点でも、立派に上位8〜9%に入ったってわけ。

 わかってもらえたよね。本試験と模試の傾向が違うのは事実だけど、そんなことに惑わされる必要なんかないんだ。だって、どういう傾向であろうと、基本事項でちゃんと得点できれば合格点が取れるってことだもの。もう試験まで残り少ない。今ここで方向性を間違えたら、完全にアウトだからね。
 模試の結果なんかに一喜一憂してる暇があったら、本試験に向けて、徹底的に基本事項のマスターじゃぁぁぁぁぁぁぁ〜!!!!!!!!!!!(理解⇒反復の繰り返しね)。