2004/03/05 火星の生命体

 火星にかつて水があったことが確実になった。
 
 すごいよね。ということは、生命の存在する、もしくは存在したっていう可能性が相当高まったってことだもの。
 
 火星の生命っていうと、たこみたいな火星人を想像する人が多いけど、残念ながら高度な知的生命体がいる可能性は限りなく低い。
 
 でも、いいんだよ。高度な知的生命体じゃなくったって、原始のアメーバみたいな生き物だっていいんだ。火星で生命が誕生したことが確認されれば、それは、すんごくすんごくすんごくすんごいことなんだよ。
 
 だってさぁ、考えてもみてよ。前に、宇宙にどれくらい星があるかって話はしたよね。新しい情報も若干入れて簡単に復習すると(結論は、多すぎてわからないってことなんだけどさ)、

太陽系 恒星(自分で輝いてる星)である太陽を中心に、9つの惑星(地球みたいな星 太陽の回りを周ってる)と115個の衛星(月みたいな星 惑星の回りを周ってる)から成り立ってる。光の速さで、月まで1秒、火星まで3分、太陽まで8分、一番外側の惑星である冥王星までは、なんと5時間もかかる。
銀河系宇宙 太陽系が属している銀河系宇宙(星雲)は、UFOみたいな形をしてて、端から端まで光が10万年もかかる。空に見える無数の星々は、全部太陽みたいな恒星だけ。惑星や衛星は自分で光らないから、暗すぎてみえない。銀河系宇宙には、恒星だけで1000億個ある。惑星や衛星も併せたら?そんなの地球人で知ってる人はいない。
全宇宙 宇宙には、銀河系宇宙みたいな星雲がまた無数にある。銀河系宇宙が小学校の体育館くらいの大きさだとすると、宇宙は地球ほどもあるらしい。ちなみに、端から端まで光で150億年かかる。

 ね、わかってもらえたと思うけど、宇宙の星の数は、限りなく無限に近いくらい多いのよ。当然、地球型惑星も無限に存在することになる。宇宙で生命が誕生した可能性を考えると、2つに1つだよね。

  1. 全宇宙で、地球のみに奇跡的に生命が誕生した。人類は宇宙の孤児である。
  2. 全宇宙のいたるところに生命が存在する。

 まあ、確率論から言っても、2の可能性の方が圧倒的に高いわけだけども、でも、現状では1の可能性も拭えない。
 
 でも、火星で生命の誕生が確認されたらどうだろう。こんなちっぽけな太陽系にすら生命が誕生した星が2つもあるってことだから、1の可能性が排除される。となると、必然的に2が正しいってことになるよね。もちろん、それでもまだ推測の域を出ないことは言うまでもないけど、でも、今よりは確実に2の可能性が大幅に高まることになる。
 
「でも、地球人と同じくらい、もしくは地球人よりずっと進んだ文明を持った宇宙人の存在はどうかなぁ」なんて考えているあなた、甘い、甘い。

 これも確率論で考えれば、すぐに答えが出る。地球の歴史は45億年、その中で人類の歴史なんてほんの100万年くらい。地球の歴史を東京タワーとすると、人類の歴史はてっぺんに乗っけた10円玉2〜3枚の厚みしかない。
 
 さらに、人類の歴史100万年のうち、ほとんどは原始の生活。ようやく文明が進歩し出して、火星まで到達したのなんて、ほんのここ100年くらいじゃない。
 
 宇宙には無数の地球型惑星があって、多くの星で生命が誕生したとする。それらすべての星の生命の誕生が地球より遅いとか、もしくは地球とほとんど同時とかっていう可能性は限りなく低いよね。もちろん地球より遅い星もたくさんあるだろうけど、地球より早い星だってたくさんあるはず。
 
 長い宇宙の歴史からすれば、ほとんどニアミス的数字をあえて挙げれば、たとえば地球よりほんの1万年ほど進んだ文明があるとしたらどうだろう。人類は100年で火星まで行った。1万年あったら?
 
 可能性で考えると、地球より数億年とか数十億年進んだ文明を持った宇宙人がいたって、全然不思議じゃないことになるよね。
 
 アインシュタインによると、物体は光より早くは移動できない。だから、恒星間飛行なんて夢のまた夢。
 
 でもさ、それって、たった100年の文明の歴史しか持っていない、そう、全宇宙の知的生命体の水準では、猿よりももっとずっと下等な生物である人間の認識に過ぎないでしょ。人類より何億年も進んだ宇宙人にとっては、実はとっても簡単なことなのかも知れないでしょ。
 
 アインシュタインがいくら頭が良かったったってさぁ、数億年進んだ宇宙人から見れば、「単なるアホ」に過ぎないんだよ。単なるアホが大学教授の考えることなんか、わかるわけないじゃない。
 
 ※言うまでもないことだけど、アインシュタインを侮辱してるわけじゃないからね。
 
<結論>
 
 「火星で原始の生物の痕跡が見つかれば、それはすなわち、宇宙人がUFOに乗って地球を訪問している、ほぼ100%に近い証拠となる」