2004/02/24 世界チャンピオンから1点取ったよ!

 最近またちょっと忙しくてなかなか更新できません(遊びも入ってるんだけどね)。メールの返事も溜めててごめん。あと3〜4日中になんとかするから、もうちょっと待っててね。
 
 そんなこと言っときながら、どうしても自慢したいことがあるので、このダイアリーだけは書くことにしたの。
 
 世界チャンピオンから1点取ったぞ〜!一瞬だけど、世界チャンピオンをリードしたぞ〜っ!
 
 オホン、順を追って話をしようね。
 
 先週の木曜日頃、しんちゃんの玉撞き仲間のH君から朗報が届いた。「今度の日曜日に、巣鴨のビリヤード場にミカ・イモネンがが来る!チャレンジマッチもできるらしい」
 
 ミカ・イモネンって、ビリヤード好きな人なら誰でも知ってるけど、そうじゃない人は誰も知らないよね。
 
〜ミカ・イモネン〜 
 押しも押されぬトッププロの一人。フィンランド出身。年はまだ30歳くらいかな。アイスマンの異名を持ち、その落ち着いたプレイぶりには定評がある。世界選手権を制して「世界チャンピオン」にもなった。最近ではフィリピンオープンで優勝。レイズとの決勝戦は13−12というスコアが物語るとおり、壮絶なものであったようだ。レイズが負けて、フィリピンは国を挙げて涙にくれたとか。
 ミカの写真

 しんちゃんは前からイモネンが大好きなんだ。「大好きなプレーヤー」としてレイズを挙げる人が多いけど、しんちゃん的にはやっぱりイモネン。レイズは天才だからね、いくら練習しても誰もレイズにはなれない。雲の上の人って感じで、どうも目標とする気になれないんだよね。
 その点ミカ(イモネン)のプレイは基本に忠実でかつ堅実だから、しんちゃんでも練習すればできそうな気がするんだ(あくまでも“気がするだけ”であることは言うまでもない)。だから、「目標とするプレーヤー」としてしんちゃんはミカが大好きなわけ。
 
 で、日曜日の午後6時頃、H君と一緒に巣鴨のビリヤード場に行ったのよ。行ってみてびっくり。ビルの2フロアーがビリヤード場なんだけど、1フロアーに台が2台しかない。合計でも4台だから、ホントこじんまりした小っちゃなビリヤード場だよね。そんなとこに世界チャンピオンが来るなんて!
 
 しんちゃん達が行ったときには、もうチャレンジマッチが始まってた。オー!イモネンだ〜!うん、間違いなく本物!ジーパンにトレーナーのラフな服装だけど、顔はいつもケーブルテレビで見てるあのイモネンに間違いない。いや、仮にそっくりさんを連れてきたとしても、あのプレーは本物にしかできないからね。プレーぶりを見て、「いや、まちがいなく本物だぁ」と確信した次第でありました。
 
 しんちゃん達が行ったときにやってたのが、チャレンジマッチ1番目の人。H君が6番目、しんちゃんは7番目さ。とりあえず椅子に座ってプレーを見ることに。ちなみにチャレンジマッチは3ゲーム先取りで行われる。1点でも取れば、ミカがラックを組んでくれるんだからね、いや、すっごいことだよ、うん・・・。
 
 見てると、いやはや、すごいのなんのって!あのすごさは言葉では表現できないなぁ。ミカは試合のときは堅実に一個一個入れていくけど、チャレンジマッチごときではそんなことはしない。チョークもほとんどつけずに、すごいスピードで次から次へとどんどん入れていくんだ。ランアウトなんか当たり前。ほとんど相手に撞かせずにアッという間に終わっちゃうんだよ!
 
 ミカから1点取った人なんか1〜2人しかいない。それも、ミカが9番を外してそれが穴前だったっていうパターン。他は文句なしの0−3さ。
 
 30分も待たずにH君の番が回ってきた。カチコチに緊張してるのが痛いほど伝わってきたよ。結果は、もちろん0−3。H君は見えない玉を3回撞いただけで終わっちゃった。
 
 そしていよいよしんちゃんの番。うわぁ〜、緊張するなぁ。相手にとって不足はないし(あたりまえだ!)、30人くらいのギャラリーがいるからね。もぉ、心臓が口から出そうだったよ、ホントに。
 
 あんまり緊張しすぎて、バンキングでどっちが勝ったか一瞬わからなかった。どうやらミカが勝ったらしいので、しんちゃんはラックを組むことに。この時点でしんちゃんが考えていたのは、「あ〜あ、もう回ってこないかなぁ・・」
 
 ミカのすごいブレイク。もちろん何個もポケットインして、ネクストの2番ボールも丸見え。「いやはや、このラックはこれで終りだな」と思った瞬間、信じられないことが起きた。
 
 ミカがイージーな2番を外したんだ!
 
 しんちゃんの番。いやー、回ってきたぞ。落ち着け、落ち着け!2番は穴前だ、なんとかなる。
 
 2番を入れた。手玉は思い通りのコースを辿る。次は4番5番のコンビネーション。5番が穴前だから、なんとかなりそう。4番を入れないように気をつけなくっちゃ。結果、思惑通り5番はイン、4番が危うく落ちそうになったけど、なんとか止まってくれた。よしよし、次は4番を入れて8番出しだ。8番も穴前だしいけそうだぞ。4番イン、手玉もいいところに出た。8番は穴前だけど、9番が逆側の短クッション際にある。ちょっと注意が必要。手玉の右上をほんのちょっとだけ力をいれて、と、えいっ!8番をインした後トロトロと転がった手玉は、見事に9番の近くまで来てくれた。そこで会場から拍手が!とっても嬉しいしんちゃんでした。
 
 慎重に9番を入れて、やった〜!世界チャンピオンから1点取ったぞ〜!ミカがラックしてくれてる姿を見てるのは、ほんとに幸せだったね。
 
 その後は、って?それは聞かないでよ。な〜んにもできずにミカに3点連取されたに決まってるじゃない。相手は世界チャンピオンだよ。しんちゃんが1点取れたのなんか、奇跡に近いんだからね。最後ミカと握手をした。結構しっかり握ってくれて、「サンキュー」って言ってくれた。しんちゃん至福の一瞬でした。
 
 そういうわけで、とっても、とっても嬉しかったしんちゃんでした。後日、チャレンジマッチの写真を貼ってミカのサインが入った色紙が届く予定。一生の宝物になりそうだなぁ。