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今は亡き愛猫のシナモンちゃん


 平成19年度の試験に2度目の挑戦で合格しました。
 これから受験する方への少しでも参考になれば・・と思い、自分が受験する前に読んだ諸先輩方の合格体験記で参考にしたポイントを中心に紹介します。

受験動機

 現在の職場である健康保険組合への異動面接で社労士の有資格者である二人の先輩を前に『社労士受けます!』と見栄を切ったのが始まりです。幸運にも採用していただき、さて勉強を・・と思っていたら担当が保健事業。5年間は人間ドック、保養所の手配で目いっぱい。やっと適用・給付の仕事に移り、平成17年の秋にもうそろそろ本格的に受験勉強を始めよう、1年で合格しよう!と決心したのでした。

勉強方法

 勉強嫌いで、大学へも進学しなかったので勉強方法が全くといっていいほどわからない状態でした。通信、独学では気力が続かないことは明白、しかも大勢人がいるところが苦手なので少人数制の個人で運営している学校に通学することにしました。ネットで調べ、真島先生と某有名先生の塾の2箇所に絞込み、先に真島先生の講座を体験受講しました。初めて聴く労働基準法がするすると頭に入ってきたのでその場でがむしゃらコースを申し込んでしまいました。

 使った教科書、参考書:真島先生の本全部、人事労務用語辞典、LECひっかけ問題集

時間確保

 まずは勉強時間の確保です。
 合格に必要とされている1200時間(講座受講時間を含む)を試験日から遡って計算。平日は通勤時間も全て含めて一日最低3−4時間、週末は7時間くらいを目安にしました。
 出勤時間を30分早めて、まだ静かなオフィスで過去問・予想問題を解く時間にあてました。
昼休みも社食で窓際の席を確保して軽く食べてから問題集をひたすら解いていました。通勤時間の電車の中、その他移動時間には常に参考書を携帯してたとえ1駅の区間でも開いて読んでいました。
 講義のある日は、授業をICレコーダーに録音し、帰宅後1.5倍速再生してその日のうちに復習。週の前半は再び講義の復習とその範囲内の過去問、週の後半2日はその週の講義範囲の予習。
 毎日仕事が終わってから家で2時間は勉強するのですが、いやおうなく昼間の疲れが襲ってきます。眠いときはその場で机にうつぶせになって15分、キッチンタイマーをかけて寝ました。(タイマーをかけないと際限なく寝てしまいます)これで結構リカバーできます。今ではその状態で熟睡できるようになりました。

 毎日勉強した時間と内容を記録し、最終的に勉強時間は1200時間を越えていました。

 家事の時間も短縮です。食事は仕事をしていても手間ひまかけて用意していましたが、受験勉強の間は手間のかからない半調理品などを使いつつ、栄養が偏らないように気をつけました。生協の個別宅配が大活躍。(http://www.pal.or.jp/
 友達には受験宣言をしてお食事会等は不義理することを許してもらいました。趣味のスキューバダイビングもパン・ケーキ作りも封印。
 でも週末のスポーツクラブに行く時間だけは削りませんでした。講義のある土曜日も必ず帰りに寄って泳いでいました。がんばって勉強しても試験当日に体調を崩してはなにもならないですから。そのおかげか、不規則な受験勉強生活の後でも人間ドックの結果は良好でした。

1年目(平成18年度)試験当日

 大学または資格試験受験の経験が無いせいもあって当日は緊張でガチガチでした。試験会場に向かう途中で配っている資料も手が出せず、試験会場でも持っていった参考書も落ち着いて読めない情けない状態。あんなに勉強したのだから大丈夫!と思えば思うほど体が強張っていったのをおぼえています。
 試験が始まると、労働基準法の選択で、まさかこんなところが問われるとは思わなかった箇所が出題され、しかも記憶があいまいで自信を持って答えを選べなかったことがショックでそれを一日引きずってしまいました。

 帰宅後、各予備校の予想回答速報での答え合わせで労働基準法が選択(1点)択一(2点)で、基準点割れしていることが明白になり、目の前が真っ暗になりました。(結果:選択24点、択一38点)

2年目

 通知を待つまでもなく不合格は確定なので、10月に入ってすぐに真島先生の講座を申し込みました。(通学:合格なるほどコース)
 まずは敗因を分析、足りなかった部分を確認。
 2年目で受かる人も多いが、油断して落ちる人の割合も多いと聞き、ペースを落とさずに勉強することを決意。でも、1年目に勉強時間にばかりこだわっていて、中身がぬけていたので2年目は勉強した内容だけ記録し、時間はカウントしませんでした。
 1年目の最大の敗因だった労働基準法は、過去問でできていた問題はじつは理解していたのではなく、答えを暗記してしまっていたことに気づき、角度を変えて労働調査会発刊の『チャート労働基準法』を使って理解を補足。
 答案練習の復習は過去問・予想問題と比較したり、間違えた原因を理解不足、ひっかけ、ケアレスミスに分類して整理しました。
 移動時間にはLECの単語帳形式の一問一答のものを利用しました。
 過去問の解答は別ノートで管理して間違えたところをさらに書き出して傾向を分析・復習。
 模擬試験の結果も、みんなができて私ができなかった設問を集中して復習、みんなができなくて私もできなかった問題は切り捨てるなどして難問にふりまわされないようにしました。
 メンタルな部分では、直前期に、わざと大手予備校の人気がありそうな短期集中講座を受講して、雰囲気に飲み込まれないよう自分自身を慣れさせました。

 1年目のペースを落とさず勉強したせいか2年目は比較的落ち着いて試験にも臨め、自己採点でも選択式38点、択一式50点とほぼ合格域でした。(通知結果も同じ点数)


合格して・・・

 1年で合格するつもりで始めた勉強が2年になって正直つらい時期もありました。でも、1年目に落ちた時自分がどれだけ合格したかったのか、今の自分がこの試験に合格する以外になにも望んでいなかったのかがわかりました。それほど思い入れが強かったので、合格したら大泣きするのかと思っていましたが、意外に冷静でした。
 最初から2年かけて合格しようと思っていたらきっと今年も受からなかったと思います。最初の1年で集中して叩き込んだ基礎と2年目に冷静に自分の弱さと向き合えたことが今年の合格を導いてくれたのだと思います。

 すでに社会保険の業務に携わり、この仕事の醍醐味を経験している者として、今受験勉強に励んでいる皆さんにも是非合格してこの充実感と喜びを味わって欲しいと心から願っています。

 最後に、おっちょこちょいの私をいつも励ましてくれた真島先生とスタッフの方々、『挨拶しちゃ郎』掲示板で励ましてくれた諸先輩方、文句ひとつ言わずに協力してくれた夫に感謝します。 
以上