| 真島社労士塾トップ > 合格体験記 > テツさん | 真島社労士塾 | |
|
私は4回目の受験で受かりました。真島先生やスタッフ、出版者などの方々のおかげだと思っております。ありがとうございました。また、元同僚で、先に社労士の資格を得ていたK君、いろいろアドバイスいただきましてありがとうございました。 実は合格体験記を依頼されたとき、文章を書くのがとても苦手だったので、お断りしていたのですが、真島先生から「もし開業するならチャンスは生かさなきゃだめだよ」とお言葉をいただき、妻からは「二度と書くことができないのだから、私なら書くけど」と言われ、書くことを決心しました。 1 動機 私は生まれつき心臓が悪く、なかなか正社員にはなれず臨時職員や嘱託職員をしておりました。どんな会社でも「仕事中に倒れられては困る」、「休まれてチームワークを崩されては困る」などの理由で正社員になれませんでした。したがって何かの資格を身につけ、そこの職場で居てほしい存在になりたかったのです。最初は税理士を目指し勉強していましたが、簿記が嫌いで税理士の道は諦めました。そしてたまたま私の卒業した某短大では社労士のコースがあったので、話を聞いたり、教科書を見たりしたところ、「私でも受かるのじゃないか」と甘い考えの下で勉強をすることにしました。とりあえず本屋に行って見たところ、真島先生が書いておられる"わかる社労士"シリーズのテキスト・過去問があったので買って勉強していました。しかしちょうどその頃、正社員の話が舞込んできたので途中で止めてしまいました。ですがCADの仕事でストレスが溜まって仕事を辞めてしまい、また臨時職員に戻りました。 それから数年が経ち、自分の心臓が思うようでなかったのでDrに相談したところ、障害手帳が貰えるくらい悪くなっていたので障害手帳を申請しました。そのときソーシャルワーカーさんが「もしもっと悪化して働くのが辛くなったら、障害基礎年金の申請しよう」と言ってくれました。そこで社労士の試験にあった言葉だと思い出し、仕組みを知りたくなり、また勉強することになったのです。 2 経過 1年目は膨大な量と分かっていたので、とても独学では無理と思い某大手専門学校の通信を受けました。甘い考えだったせいかテキストも1回しか読めず、毎回送られてくるカセットを聞いてテキストに書き写し、過去問も丸暗記で2回しかできませんでしたので、選択式、択一式とも最悪でした。 2年目は受けていた学校が私には馴染めなかったので、他の専門学校の通信を受けました。合格できないことは分かっていたので、9月には勉強を始めてテキストを3回読み、過去問も4回しました。カセットもあったので最初は聞いていたのですが、聞くことが苦手らしく途中で止めてしまいました。直前になると法改正や年金などの講座を受けたのですが、問題集しかできないまま、本番を向えてしまいました。やはりその年も選択式、択一式とも不合格でした。 3年目は以前より知識もあったので、いっそのこと過去問中心に勉強することにし、直前で法改正や一般常識の講座を受けることにしました。過去問は一問一答を使って4月まで4回終え、5月からは講座中心に勉強しました。選択式は12月から某専門学校で出している本を使って始め、試験までには4回解きました。選択式では1回目は答えを見て丸暗記し、2回目からは問題を解いてから答えを見て出来なかったところをまた暗記。翌日、間違ったところの問題を解いて出来ないところをまた暗記。その繰りかえりですが回数を重ねると1日にできるページ数も増えてきました。選択式は模試で名前があと一歩で載るところまでできるようになりました。それに引き換え択一式は伸び悩んでいました。そこで過去問を試験までにあと2回追加しましたが、結果は選択式は合格点でしたが、やはり択一式はあと一歩でした。ただ来年に望みが出てきたことは実感できました。 4年目の今年はかねてからDrに3度目の手術を進められ、4月に手術をすることになりました。去年の内にするように言われていたのですが、社労士の試験が終わるまで待っていただいておりました。そこで、今回は3月中までにどの位勉強したかにかかっていました。去年の9月のある日、3年目の試験の反省点を探そうとネットで探していたところ、真島先生のHPにヒットしたのです。見ていると、先生の病気のことが綴られており、それは妻と同じ病気でした。すごく身近に感じ、「今年は真島先生にかけてみよう」と思い、結局初めに買った"わかる社労士"に戻りました。出版されるのを待つ間、気分転換に簿記2級を受けることにしました。あんなに嫌いだった簿記ですが、社労士の合格体験記に書いてあった試験勉強の仕方をしてみようと思い、テキストを読んでは問題を解き、解らなければテキストに戻るやり方に換えてみたのです。そうしたら見事に合格。このことで自分の勉強方法が分かりまた自信もつきました。 そうしているうちに"わかる社労士 テキスト・過去問"が出版されました。今回もある程度基礎ができていると思っていたので、過去問を中心に勉強し、解らなければテキストに戻り理解しながらアンダーラインを引いて、2回目、3回目は色を換えてアンダーラインを引くという繰り返しを試験まで6回行い、予想問題も4回行いました。"わかる社労士 過去問・予想問題"は、他の書物に比べ解説が多くとても解りやすかったので、「続けて使っていればもっと早く合格したんじゃないかな」と後悔しております。選択式は早く取り掛かりたかったので、一番早く出版される某大手予備校の問題集を使っていました。あとで分かったのですが、"わかる社労士 選択式徹底整理"の解説がいっぱいあって内容が良いことを知り、後悔しました(もう少し早く出版していただきたいのですが)。 4月の下旬に手術を行うことが決定したので、約1週間前に入院しました。このときも"わかる社労士のテキスト 過去問 予想問題"を持って行きました。巡回してくる看護師さんに「いつも来ると本を読んでいるね」と冷やかされるくらい問題を解いていました。手術も無事終わり、ICUから一般病棟に上がって1週間位したら、胸の傷をかばいつつ寝ながら問題をしていました。また、手術の副作用で脈が異常に早くなる心房粗細動(高橋尚子がゴールしてくるときに出ている脈数と同じ位の速さ)に3回なってしまい、電気ショックを3回行いましたが、ドキドキしているときも問題を解いていました。逆に問題を解いていた方が気が紛れていたのかもしれません。心房粗細動のために入院が最初の予定の3週間を大きく超え40日も入院してしまい、予定がだいぶ狂ってしまいました。また、療養期間が長くなり模試や直前講座が受けられなくなってしまい、仕方がないので過去問と予想問題、選択式問題を解いていました。 7月上旬にDr許可が出たので、体調のことを考えて実家の近くにある他校の模試を受けることにしました。あの長時間、体力が持つか心配しつつも何とか無事終わりました。成績も選択式はかなり良く、択一式は平均よりちょっと上にいました。これでは去年の二の舞になってしまうのではないかと思い、"わかる社労士 一問一答を"追加して解いていました。5択から一問一答に変わったので新鮮味があり、最後の追込みはこれのおかげだと思います。直前講座を受けられなく、法改正や一般常識が怖かったので定期購読している"社労士V"や某専門学校で出している冊子を買ったりして、一通り読みました。 7月下旬にまた前回と同じ学校の模試を受けてみました。すると択一式は合格圏内にあと一歩だったのですが、選択式で雇用保険がまったくできず、急に恐ろしさを感じ始めました。もう時間がないのでもう一度過去問と予想問題をし、あとは模試の正解率40%以上の問題をピックアップして3回解きました。このころはだいぶ体調も落ち着いてきたので、1日10時間は勉強していました。人生こんなに勉強したのは、大学受験のときでもしていません(だから大学は落ちたと思うのですが)。 8月上旬、もう一度実力を知りたくて、他校の模試を受けました。成績は今までの中で一番良く合格圏内に入りました。これで自信がつき最後の追込みに入りました。まだ時間があったので今回受けた模試を3回解き、更に"わかる社労士 一問一答"を解きました。またこの時期手を広げすぎるのはあんまり良くはないとは思いますが、ひねられると弱いので某専門学校の模試を買ってきて、3回解きました。 当日、試験会場が電車で30分の所にありましたので、早めに行って各専門学校が配っている予想問題を一通り解きました。ほぼ出来たのですが、分からない問題もありましたので、助かりました。皆さん、試験会場に早く行って貰って解きましょう(専門学校の方すみません)。いよいよ午前中の試験になり選択式の問題を見たところ、一瞬で青くなってしまいました。実は択一式が出来るようになると、選択式が何故か怖くなってしまい、2、3日前からは夢に出てきたのです。本当に現実になってしまい焦ってしまいました。労災法、社会保険一般が2問しか埋まらないのです。何とか全問題を埋めて、終わったのですが今年こそはと思っていたのでショックでした。 昼食しながらふと我に帰り、「だめでもしょうがないじゃないか。来年のために択一式は実績を残して帰ろう。」と思ったのです。これで一変に気が楽になり、試験を受けることが出来ました。これが受かった要因かもしれません。 3 試験後 今年は駄目だと思っていましたが、ちょっと疲れが出てメニエル病になってしまったので、結果を見てから講座を受けようと考えていました。10月にお世話になっている占いの先生が、「君は受かっていると思うよ」と言ってくれたのですが、話を半分に聞いていました。発表の前日、妻が「明日はネットで見るの?」と言ったのですが、「どうせ受かっていないし、手紙で来るから見ないよ」と言っていたのです。当日、毎朝習慣であるネットを見ていたのですが、9時になったのでちょっと気になってしまい、近くにあった試験問題を片手に発表を見ていました。すると問題の表紙に書いてある番号があるじゃないですか。びっくりして受験票を出してきて、もう一度確認しました。確かにあるのです。まだ信じられず、休んでいる妻を起こして一緒に確認したところ、やっぱり間違いじゃない。思わずガッツポーズと涙と震えが出てきてしまいました。 4 合格要因 やはり過去問を解いていくのが一番良いと思います。過去問と類似している問題がかなり出ていることが多く、択一式に出た問題が選択式で出ることもあります。また、問題集を選ぶときは解説が多い問題集を選んでください。これが当てはまる問題集は"わかる社労士 過去問・予想問題"しかないと思います。問題を解くにも、間違ったところは必ずテキストに戻り確認すること。他の合格体験記を見たのですが、「テキストに戻れば、もう一度読んだことになる」と書いてありましが、私もその通りだと思います。また一問一答と5択をうまく使いこなすことも必要です。3年目の試験で経験したのですが、一問一答だけだと5択で正解を選ぶ力が付かず、5択だけだと初心者は頭がこんがらがってしまいます。時間と時期を考え、使い分けてください。 年金にひっかかる人が多いと思いますが、その時は"年金があっという間にわかる本"を読んでみてください。書き忘れたのですが、7月の模試の年金の結果が悪かったのでもしかしたら概要がよくわかっていないんじゃないかなと思い、買って読んでみたら複雑怪奇な年金がわかるようになったのです。ただ原則に経過措置等がついただけなので、経過措置等が何故出来たのかが解れば、年金はしめたもの。この本を読んでから国年、厚年が各3点上がりました。 模試は必ず復習することです。全部とは言いません。正解率40%以上の問題は必ず復習してください。他の人が出来て自分が出来ないとそこがネックになってしまいます。また40%未満は特殊な問題です。そんなのに引っかかるのは時間の無駄です。あくまでも基本が重要です。 また最低でも直前講座は受けた方が良いと思います。特に法改正、一般常識。時間があれば復習として年金も。時間やお金が無い人もいると思いますが、本番に近くなると心配になります。この時期できるだけストレスを減らしましょう。 そして友人を作ってください。特に社労士の受験経験者がいればベターです。長期戦になるので、勉強方法など不安になることがあります。受験経験者のアドバイスがあれば、不安が解消され、間違っているようであれば直すこともできます。幸い私には元同僚で受験経験者がいましたので、とても助かりました。 あとは根気です。私もそうだったのですが、「仕事に疲れたから明日にするか」としていたら絶対に受かりません。必ず毎日2時間はする癖を付けてください。いつの間にか癖がついいて、成績も知らず知らずのうちに上がっています。3年目からは昼休みは喫茶店で、休日は遠距離恋愛をしていたので、電車の中で勉強していました。電車の中は見知らぬ人ばかりなので、自分の世界に入り案外落ち着いて勉強できました。 5 今後 はっきり言って、合格体験記で書かせてもらうほどの成績ではありません。ですから、今からもう一度勉強して行こうと思っています。また、キャリアアップのため年金アドバイザー・FPを取って行こうと思います。この試験で分かったことは、「人間は一生勉強して行かなければならない」、「何があっても挫けず頑張ってやり通せば必ず報われる」ということでした。 |