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元受験生 多浪(労)さん

 まず、はじめに申し上げたいことは仮名が示すとおり、私は体験記を書くのにふさわしい人間ではないということです。自分は初学だという方、短期合格のノウハウを自前でお持ちのかたはよみ飛ばしてください。時間の無駄です。

 さて、かつての私がそうであった様に、無為に多数回の受験を経てきたあなたは疑心暗鬼のかたまりではないですか。巷に氾濫する合格体験記は、自分には当てはまらない、そんなこと出来ない、やりたくもないが溢れていませんか。受験校の作文かサクラか・・・。確かに真実なのでしょうが、合格した今となってはあれらも事実の一部だなとは感じられます。ですが、あなた自身には何の役にも立たないと認識していただきたいのです。きれいごとではなく、到達点は合格の2文字でもみちのりはひとそれぞれです。ですから、たとえ辛い作業だったとしても、いままでの自分を一回リセットされることを強くお勧めします。とくに、それまでの大学受験なり他資格の成功体験など百害あって一利なしです。成功はひとを豊かにもしますが、より不自由にもします。これは、長期にわたってただでさえ不快指数の高い夏を、不愉快で埋め尽くされてきたあなたは気づくべきなのです。

 それはどういうことなのかと、あなたは問うでしょう。自分は自分なりに努力しているが、自分の置かれている状況の悪さ(仕事ですか、家庭ですか)と、あと少しの運がたりないだけなのだと言うかもしれません。しかし、このままでは来年も同じ過ちに陥る可能性が大です。つまるところ、リセットとは自分の自意識(エゴ)と向き合うことなのです。自分自身の不当な思い込み(勘違い)、掲示板(2なんとか)など忘れ去ることです。

 では、具体的にどうすべきなのか?別の信頼できる(これはあなた自身が見極めるしかないのですが)考え方を受け入れるしかないのです。中途半端は駄目です。それが、わたしにとっては真島先生の言葉であり、わかる社労士全シリーズ(本年度出版されたすべてです)であり、テープ通信講座の録音内容だったのです。へたに計画など立てません(大雑把にはやりますが)、計画だおれどころか、その作業だけで疲れるのがおちです。ただひたすら、言われた通り全てをこなすのです。ただし、学習記録はかならず(メモで充分)とります。

 あと、細かくは書きませんが、その上でなにかしら自分に合った、自分なりの工夫をすることです。基本を信頼できる何かに置けば、安心して何でもしていいです。まとめノートは作れとか、作るなとかなんとかは無視して自分の理解が最も効率良く進む方法を模索すべきです。言ってることが矛盾してないかとあなたは言うでしょう。でもです、考えややり方を全面的に受け入れたとしても維持して、マラソンを完走するのはあなた自身にほかならないのです。ただし、やみくもな個性など意味はありません、これは年内に始めて全てのプロセスをクリアした上、5、6月以降の話です。逆に、この時期何も思いつかないとすれば、自己分析の不足は疑いないでしょう。

 また、ある種の恐怖心克服は向き合うべきテーマです。今年も、あの不合格ハガキをオミマイされたらと思うと、夜中でも目が覚めてしまう日々が続いたことは正直に告白します。しかし、今回はそんな刹那、カセットテープが常に作動していたことは特記しておきます。(速聴可能のテレコです)

 少々言葉が過ぎましたが、これが今現在の偽らざる気持ちなのです。最後に、長きにわたる受験生活に最後の1年間を与えてくださった真島先生に感謝しつつ、業務に打ち込むことで恩返ししたいと考えています。