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はじめまして。第38回社会保険労務士試験に合格した、嶺脇と申します。 このたび、合格体験記を書かせていただくことになりました。受験生の皆さんに、少しでもお役に立てればと思いますが、単なる自己満足・自己陶酔になっている部分も多々あるかもしれませんので、そのへんはご容赦ください。 〜真島先生のテキストとの出会い〜 社会保険労務士試験の受験をまじめに考えるようになったのは、平成17年(2005年)の春頃でした。そもそも、社会保険労務士という資格があることすら知らなかったのですが、1、2年前に知り合いにこんな資格があるよと教えてもらい、それが頭のどこかに引っかかっていて、あまり先のことも考えないまま受験することになったのでした。 平成17年の春ということで、17年の試験がちょうど申し込みの時期でしたが、さすがに短期間で勉強する自信は初めっからありませんでしたので、18年に受験の方針で勉強を始めることにしたのでした。 勉強方法としては、独学を考えました。金銭的な理由が大きかったのですが、通学となると、自分がこれまで小中高大と学校というものに通った経験からして、通学すること自体が目的になってしまいそうでしたし、通信となると、やらないことが初めっから目に見えていた、ということもありました。また、時間は1年以上ありましたので、とりあえず勉強を始めてみてから考え直すことも十分可能と考えたのでもありました。 そこでまず、テキスト選びを始めました。いくつかのテキストを書店で立ち読みして、だいたいこれにしよう、と決めかけていました。しかし、待てよ、勉強するにあたって導入になりそうな本を一冊読んでおこう、と思ったのが運命のツキ。真島先生の「真島式社労士入門講座」という本が目についたのでした。この本を読んでみたらわかりやすかったので、決めかけていたテキストはやめて、真島先生のテキストにすることにしたのでした。 もうひとつ、真島先生のことを気に入った理由があります。それは、ウェブサイトでご自身がパニック障害だと打ち明けていたことでした。「入門講座」がわかりやすかったという以上に、これは大きかった。きっとこれは、真島先生が覚悟を決めて打ち明けたことなのでしょうけれど、私にとってはそれが出会いにつながった。そんな意図はなかったのでしょうけれど、このことでは真島先生には感謝!です。 〜テキストをしぼって勉強〜 そういうわけで、買ってきたテキストは「わかる社労士」(平成17年版)でした。受験するのは18年ですが、まだ18年版のテキストは出ていなかったので、とりあえず17年版で勉強することにしたわけです。ところが、これがさっぱり読み進まない。結局、ほとんど読まないうちに時間ばかりがすぎてしまったのでした。そこで、18年版については、「まるわかり社労士」に切り替えました。こちらの方がだいぶ小さい本なので、気分的にはそれだけでもだいぶ楽になりました。 相変わらず読み進まないながらも、なんとか一読して、二読目に入ってみると、ビックリしたことに一読目より明らかに早く進む。真島先生の理解式学習法とはこのことなんだ、とやっとわかってきたわけです。ただ、もう時間がだいぶなくなっていた。記録をつけたいたわけではないのですが、曖昧な記憶によれば、そろそろ暖かくなり始めていたのではないかと思います。その頃からだったか、「わかる社労士 過去問」も始めました。一度問題を自分で解いてみて、あとはひたすら解説を読む。同じような問題が出ていると同じ解説が何度でも書いてあるので、同じものでも飛ばさずに読めば頻出問題のマスターには最適というわけです。 最終的に時間がなくなってしまったということで、テキストは絞り込むことにして、「まるわかり社労士」と「わかる社労士 過去問」を徹底的に勉強することにしました。「入門講座」には、それ以外に選択式の対策もするように書いてありましたが、新しいものに手をだすより、同じテキストを何度も読んだ方がよいと考え、思い切って省略することにしました。同じく「入門講座」に、白書は専門学校の講座を受けるように書いてあり、こちらは真島先生の講義を一度受けてみたかったということもあって受講しました。それから、公開模試も受けました。 「まるわかり」の冒頭には、これ一冊で合格できると書いてあるのです。これが本当ならば、プラスして過去問と白書と公開模試までしっかりマスターしたら、合格しないわけがない。問題があるとしたら、「しっかり」マスターしないことにあるということになります。 本試験までに、「まるわかり」は6〜7回、「過去問」は3回は読んだと思います。これで完璧にマスターしたとは到底言えませんが、すでに時間切れでした。 そうそう、大事なことですが、「まるわかり」だけでは年金が理解できなかったので、迷った末に6月頃になって「年金がアッという間にわかる本」を読み、やっと流れがわかってきたという感じでした。 〜自分なりの勉強スタイルを見つける〜 さて、私は定職についていたわけではないので、多くの受験生よりおそらく時間がありました。勉強するには有利というわけです。しかし、実際勉強してみると、1時間半から2時間で集中力が切れてしまい、そのあとテキストをいくら読んでも頭に入ってこない。だから、集中力が切れたところまででおしまい、という形で勉強することにしました。それから、家ではどうも落ち着かないので、喫茶店で勉強していました。 ところが不思議なもので、追い込みになると2時間経っても集中力が切れないし、家でも勉強がはかどってしまう。あとで考えてみると、私は昔からギリギリにならないと動かないタイプのようで、勉強にもそれがあらわれていたんだ、ということなのです。 それから、勉強時間の記録とかは一切つけませんでした。なぜなら、そういう記録をつけ始めると、記録をつける方にエネルギーがいってしまいそうだったからです。先にも書きましたが、通学するとなると通学すること自体にエネルギーがいってしまう。目的はあくまでも合格なわけですから、負担になると思ったことはしないようにしたのでした。テキストを絞ったのも、新しいものに手を出すと、それを通読するということにエネルギーがいってしまうのを避けたわけです。 また、ヘンな話ですが追い込みでも、いや、追い込みだからこそしっかり「勉強しない日」を確保しました。そうしないと自分がもたない、ということがわかっていたからです。 もちろん、このようなことがすべての受験生にあてはまると思っているわけではありません。ひとりひとり、個性も違うわけですから、その人に合った勉強法を見つければいい。通学した方が勉強のリズムがつかめる人もいれば、記録をつけた方が励みになる人だっているでしょう。真島先生のテキストがいいと思う人もいれば、ほかのテキストがいいと思う人だっているでしょう。 繰り返しになりますが、目的は合格することですから、合格に向けて、その人なりの方法を進めばいいのだと思います。 〜1年間の勉強で得られたこと〜 8月の本試験が終わってからさっそく自己採点をしたら、選択式32点、択一式41点(実際の結果は33点と42点)でした。択一式が6割を切っているので、こりゃまた来年だな、今度は「まるわかり」ではなく「わかる社労士」で勉強しようか、あるいはほかの先生のやり方でやってみようか、なんて考えていたのでした。 11月のある日、社会保険労務士試験センターからハガキが届きました。当然「不合格」だと思ってあけてみたら、そこには「合格」と書いてある。一文字見落としたかな?と思い、もう一度見ても、やはり「合格」なのでした。 真っ先に合格を知らせたのは、真島社労士塾でした。そのお返事が、合格体験記を書いてほしいとのことだったので、喜んでお引き受けした次第です。 こうやってこの1年ちょっとを振り返ってみると、合格したことはもちろん嬉しいのですが、それ以外にも得られたことがたくさんありました。何かを信じてみるということの大切さが少しはわかったようです。また、自分に合った勉強法というものがわかってきました。自分がどんな人間なのか、それまでよりわかってきました。合格したということが自信にもつながりました。 最後になりましたが、真島先生はじめテキスト執筆者および真島社労士塾スタッフの皆さん、影ながら支えてくださった多くの皆さん、どうもありがとうございました。そして来年受験される皆さんには、来年の合格体験記でお会いできるのを楽しみにしています。最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 |
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