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阿部さん
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 阿部将(31歳 会社員 受験回数4回目 通信)
 
 今回4回目の受験で社労士試験に合格することができました。点数は選択式で28点(社一は2点)、択一式は46点でした。HP上に掲載される「合格体験記」というには、余りに稚拙な文章ではありますが、お世話になった方々への感謝を表したいと思い執筆を引き受けました。僅かでも今後受験される方の勉強の役に立つことができれば幸いです。

@ 受験の動機
 恥ずかしいことが4年前まで、この「社会保険労務士」という資格の存在自体知りませんでした。ある時、FPで活躍されている方と話をする機会があり、その方の「まだ若いのだし、遊ぶお金と時間があるのなら、そのお金と時間を自分のために投資してみては?会社で総務・人事の仕事をしているのなら、その知識を生かせる社会保険労務士という資格もあるし・・・」という言葉が社労士を知るきっかけとなりました。「自分のために投資する」という言葉が気に入ったことと、「職を失ったとき、再就職に有利になるのでは・・・」という、ちょっと不純な(?)気持ちとが噛み合った結果、受験という形になりました。それが4年という長きに渡る戦いの始まりになるとは、思ってもいませんでしたが・・・。

A 真島社労士塾との出会い
 最初の2年間は隣町にある予備校(本校の講義をビデオで見るという形式)に通っておりましたが、残念ながら廃校となってしまいました。3年目は自分に合った教材を見つけることが直前までできず、7月くらいまで殆ど独学に近い形で勉強しておりました。結果は大敗でした。ただこの年に真島先生の「年金これだけ講座」と試験直前に「一般常識特訓」を受講(返信メールに「阿部さんが今年最後の受講申し込みの方でした」とありました)し、解り易い講義の内容と心温まる対応に感じ入って、「来年は真島先生を信じてみよう」と思い、合格発表を待たずに受講を申込みました。受験勉強中にオプションのことなど余計なことを考えたくなかったので、全部の講座が入っている合格パック(通信)を選びました。

B 勉強方法
 基本的には真島先生のおっしゃっていたことを実行しました。「暗記ではなく理解をする」「過去問は最低でも10回はする」「選択式対策はしっかりとする」の三点は特に意識し目標としました。過去問の方は「わかる社労士過去問」と「まるわかり社労士1問1答」を含めても、6〜7回までしか回せませんでしたが、一肢一肢正誤の理由をノートに記入しながら進めてみました。理由を記してみて分かったのですが、間違って覚えていた箇所や知識が曖昧な箇所を浮き彫りにすることができて、今後の勉強に役立ちました。選択式対策は昼休みなど、細切れの時間を利用しました。また以下のような勉強方法を取り入れてみました。

・択一10問を10分で解く
 択一の最大の課題は「素早く問題を読んで、正しい答えを導く」ことでした。そこで「択一10問を10分で解く」という目標を掲げ、挑戦してみました。実際「10問を10分」とは行きませんでしたが、「10問を12〜13分」まで短縮でき、本試験でも充分な見直し時間を確保できました。スピード感を養うことができ、問題を解くリズムが作れたと思います。また、わざと眠くなったときや疲れた時にこの特訓をして実際の試験の対策としました。択一は3時間半の長丁場、それも昼食後ということもあって、途中で睡魔が襲われたりなど、集中力が途切れてしまうことが往々にしてあります。そんなときでも「悪いなりの戦い方」が出来るように意識しました。

・ 1日に複数科目を勉強する
 社会人の受験生にとっての最大の悩みは「勉強時間の確保」だと思います。私の職場は残業・休出が少なく、また職場の理解があったため、比較的恵まれた環境ではありましたが、それでも平日は頑張っても3時間の勉強時間が精一杯でした。最初の頃は「テープを聴く→過去問を解く」の流れで勉強をしておりましたが、「このペースだと過去問10回はとても無理!」だと感じました。その上、学習が進むほどに、予想問題や選択式対策などの対応にも追われてしまいます。また「労災が終わったときは労基を忘れ、雇用保険が終わったときは労災を忘れる」という悪循環にも陥りました。
 そこで「短い勉強時間で効率良く勉強するには?」を考えたとき、「それなら本論講座の雇用保険を学習している時に、労基法の過去問の2回目をやってみよう。それなら労基法を忘れないうちに復習ができるし、早いうちから横断整理もできる」という結論に達し、早速実行してみました。講義のテープの片面(40分)、過去問、選択対策、予想問題を各10問(休日はその倍)は毎日必ずやろう!と自分にノルマを課し記録を取りました。5〜6月頃は「厚生年金の講義を聴いて、国民年金の過去問を解き、雇用保険の選択式対策を進めながら、労基法の予想問題をやってみる」なんてこともあり、正直かなり辛いこともありましたが、7月の模試試験のときなど、自分でもびっくりするほど実力がついたことがわかり、そのことが本試験に対する自信にもなりました。また短い時間でいろんな科目を勉強するため、勉強のメリハリをつけることができました。

・ 苦手対策
 合否のカギを握る科目は「厚生年金」と「一般常識」でした。厚生年金に関しては兎に角、過去問と予想問題を徹底的にこなしました。
 一般常識では、労働一般に関しては基本的なこと以外は余り手を広げないように、その代わり社会一般の方はより深く学習しました。今年の試験に限っていうなら、この方法は大成功でした。

C 勉強方法ではないのですが
 こんなことも本試験までにはやりました。
・ 暗示をかける
 どんなに勉強をしても不安は残ります。私の場合、過去の試験の直前には悪い結果ばかりを考えて、マイナス思考に陥ることが多かったです。そんな時、マーフィの法則を読んでみて「寝る前に叶えたい夢を声に出して10回、呟いてください。そうすれば、その夢は必ず実現します」ということが書いてありました。私も毎日寝る前に合格したときをイメージしながら「今年こそ、絶対にみんなで社労士試験に合格する!」と10回呟きました。これがイメージトレーニングになったのでしょうか、受験に失敗するというイメージを抱かなくなり、試験前夜もぐっすりと熟睡ができました(逆に合格発表の直前の方が眠れませんでした)。精神的に弱い方はやってみてもいいと思います。
・ 健康管理
 病気や怪我になってしまうことは、仕方が無いと思います。私自身、疲労で1週間程寝込んだことがありました。ただ防げることは、できるだけ予防した方がいいです。私の場合はインフルエンザの予防接種をしましたし、外出後のうがいと手洗いは試験前日まで行い風邪対策としました。また勉強が深夜に及び、充分な睡眠時間が取れないときは、昼休みなどを利用して、5分程の仮眠を取るようにしました。短い仮眠は疲労、集中力を回復させてくれます。ただし仮眠が長時間だとマイナスに作用するので、ご注意ください。
・ 仲間の存在
 私には他の大勢の受験生には絶対に負けないものが、二つありました。一つは「今年こそ絶対に合格する!」という気持ち。もうひとつは「素晴らしい仲間」の存在です。ここまで勉強を続けてこられたのも、合格できたのも、同じ夢を目指して頑張ってきた仲間、応援してくれた仲間がいたからです。いろいろな相談に乗ってくれたり、悩みや愚痴を聞いてくれたり、我が儘に付き合ってくれたり、励ましてくれたりなど、大いに助けてもらいました。みんな、尊敬する先輩であり、一緒に合格を目指す仲間であり、時には強力なライバルでもありました。こんな最高の仲間に出会えただけでも、社労士を勉強していて良かった!と感じます。「LA・モッチーズのみんな、本当にありがとう!!!」

D 最後に
・ 合格してみて

 いい加減な気持ちで始めた社労士への挑戦でしたが、勉強をしていくうちにこの資格に魅力を感じ、4回目の挑戦でやっと合格することができました。官報に自分の受験番号を見つけたときには、思わず涙を流し、仲間たちからお祝いのメールを見てまた泣き、そして一緒に勉強していた仲間から「私も合格しました!」という連絡をもらって、三度泣きました。本当に嬉しかったです。しかしこの合格はゴールではなく、スタートラインです。これからも「夢のまた夢」を目指して頑張ります!そして合格を後押ししてくれたLAの仲間と職場の人たち、合格へと導いてくれた真島先生と栗澤先生、加藤先生、スタッフの皆様に改めて感謝します。中越地震の被害を気遣ってくれたメールや、確認テストや質問メールに添えられる励ましの言葉、嬉しかったです。
・今年、惜しくも残念な結果に終わってしまった方、また来年初挑戦をしようという方へ
 「この答案用紙の中に、今までの努力を全部出し切った!」と試験が終わったときに満足できるような勉強をしてください。必ず合格できます。頑張っていることは自分が一番良く知っています。努力は裏切りません。悔いの残らない勉強を目指しましょう。
 受験仲間の一人が「ZARDの『負けないで』という曲が自分への応援歌なの」と話していました。そのサビの部分に「負けないでもう少し 最後まで走り抜けて どんなに離れてても 心はそばにいるわ 追いかけて遥かな夢を」という歌詞があります。皆さんも負けないで、合格という遥かな夢を追いかけてください。そして見事合格してください。
 
 来年の合格体験記を書いているのは、きっとあなたですよ。