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象のイラスト理解式学習法について(6)


8、試験に必要な情報のみが定着する。
 社労士試験の勉強でも、潜在意識を活用しましょう。日本語を覚えてきたのと全く同じ方法で勉強すれば、試験合格に必要な情報をすべて確実に記憶できます。「丸暗記式学習法」ではすべてがうろ覚えでしたが、「潜在意識活用型学習法」(つまりは、理解式学習法)では、決して忘れることのない確実な情報として意識に刻み込むことができます。
 「潜在意識活用型学習法」によれば、試験に必要な情報のみが定着し、不必要な瑣末な情報は自然淘汰されます。これは簡単な理屈です。反復学習を続けていく中で、試験に必要な情報には何度も遭遇して入力の完成を迎えます。瑣末な情報にはめったに遭遇しないので、潜在意識に入力はされるのですが、試験当日までに入力の完成を迎えることはないのです。

必要な情報は顕在化し、不必要な情報は顕在化しないメカニズム
必要な情報は顕在化し不必要な情報は淘汰されるメカニズム

9、残り1割は試験直前に丸暗記
 理解→反復により、試験合格に必要な情報を確実に身につけることができることがわかりました。ただし、ここで一つだけ問題があります。理解式学習法は完璧であって、時間さえかければ試験に必要な情報のすべてが「入力の完成」を迎えることができますが、残念なことにあなたが試験を受けるまでにそんなに多くの時間はありません(最大で1年ですよね)。ですから、理解→反復の理解式学習法の活用によって試験当日までにあなたが身につけることができる情報は、マスターしなければならない10割のうち、9割が限界であると思われます。どうしても覚え切れない1割が残ってしまうのです。
 仕方がないので、この1割は丸暗記します。語呂合わせなども十分に活用してください。「丸暗記式学習法」では10割丸暗記しなければならないところを、10分の1で済むのですから、その程度は我慢してください。
 ここで気をつけるべきことは、丸暗記はあくまでも5月を過ぎた直前期から行うことです。あまりに早い時期から丸暗記に走ると、次のような弊害があります。

  1. 誤った情報がインプットされてしまうことがある。
  2. 本来なら理解→反復で確実にマスターできたはずの情報までも丸暗記してしまうことになり、効率が悪い。

 「丸暗記しよう」と考えた瞬間に、潜在意識は活動を停止し、試験合格の妨げにしかならない顕在意識がフル稼働をはじめます。5月になるまではあくまでも理解→反復を続け、どうしても覚え切れなかった部分のみを、その後丸暗記するべきです。
 いかがでしょうか。これが、私が独自に開発した理解式学習法のすべてです。まとめとして、丸暗記式学習法と理解式学習法それぞれの特徴や効果を表にしておきます。どちらを選択するかは、あえてあなた自身にお任せします。

丸暗記式学習法と理解式学習法
学習方法 大変さ 効果
丸暗記式学習法 苦痛 試験に合格できない。
理解式学習法 楽しい(ただし、反復学習にはある程度の忍耐が必要) 試験に合格できる。

(おわり)