真島社労士塾トップ > ちょっとよっとこコラム > ちょっとよっとこコラムE 真島社労士塾
(第6回)〜FPの実務はこんなにおもしろい!(2)〜


 こんにちは。急激な円高が日本を襲っていますね。1ドル=100円を突破してしまいました。どこまで円高が進むのでしょうか。為替リスクのある金融商品をお持ちの方は非常に気になるところですね。また、日経平均株価は下落中。こちらも日本株をお持ちの方はどこまで下がるのか気になるところです。ただ、一方ではどこで買いを入れるのかという見方もできます。ドルは円高時に買って円安時に売れば為替差益が取れますし、日本株も安いときに買って高いときに売れば利益が出ます。しかし、このタイミングが難しいのですが…

と、FPらしく始めたところで、「FPの実務はこんなにおもしろい!」の2回目です。前回はFPの収入源としては大きく3つに分けられる(@執筆業、A講師業、B相談業)として、その中で執筆業を中心に書かせていただきました。今回は講師業について書いてみたいと思います。

●初めての講師
私の講師デビューは某資格学校でのFP試験講座でした。科目は不動産で時間は6時間、しかも依頼を受けたのが2日前です(苦笑)。担当講師がインフルエンザでダウン、急遽代講できる講師を探しているということでした。連絡を受けてから何の準備もなく模擬講義と面接を行い、その場でテキストを渡されました。このような状況でしたので、よほどひどくなければ落とせなかったのでしょう。運がいいのか悪いのか…
今となって思えば、あの時断らず思い切って受けてよかったと思いますが、ちょっと前までその場で受講生だった私が講師をするわけですから、非常に緊張しましたね。不動産のことなんて知らないし、何か質問されたらどうしようとか…

●年金の専門家?
資格学校以外の講師デビューはFP相手の年金講座です。資格学校デビューとほとんど同時期です。FPは資格更新のために継続教育研修等で単位を取得することが義務付けられており、その単位を取得するための講座です。社労士ということで年金の専門家としての位置づけでしたので、こちらは資格学校以上に緊張しましたね。やっぱり質問されるのが怖かったです。
今だからいえますが、継続教育研修とはいえFP以外の人も参加できるので、受講料は私が負担して、知り合いに有給取らせて参加してもらいました。緊張をほぐすという意味もありましたし、アンケート結果がとても重要視されると聞いていたので、とりあえずめちゃくちゃ誉めておいてくれと(笑)

●ライブ講座とカメラ撮影
 現在は資格学校等のFP講座を中心に、大学でのオープン講座や厚生労働省の委託訓練などの講師をしています。講師の仕事はほとんどがライブですが、中にはカメラ相手の撮影もあります。これはキツイ…。全く反応がありませんから。目の前に受講生さんがいればその時々の反応を見ながら対応できるのですが、カメラが相手ですからただ準備してきたとおりに話すだけになります。モチベーションを保つのもなかなか難しいですね。自分でモニターを見て画面を切り替えながらの場合もありますし、版書や雑談で時間調整ができないので、結構気を使います。
 ただ、これからはe-learingやweb講座などもますます盛んになっていくでしょうし、カメラ撮影の経験はたくさんしておいても損はないかなと思っています。一人で撮影するパターンやMCの方と会話しながら撮影するパターンなど、いろいろとやっています。
 
●講師業を行うには
 セミナー会社等への登録、講師募集への応募、知り合いからの紹介等があると思います。講師募集への応募では、一般には模擬講義を行うことになると思います。私の場合はほとんどが資格学校ですが、大体15〜30分くらいの模擬講義を求められました。得意な分野をやってくださいというところもあれば、当日その場で指定された分野を行ったこともあります。当然複数人の中からの選考となりますので、どう差別化を図るかを考えることが重要ですし、また人前で話す経験を積んでおくことも大事だと思います。

●話せる社労士
 講師業というのも社労士の業務としてとてもやりがいのある仕事だと思います。最近でいえば年金問題を分かりやすく一般の人に伝えることが求められていると思います。執筆と同じですが、専門用語をなるべく使わずにどうやって伝えられるかが重要です。私の知り合いに講師業をメインに行っている税理士の先生がおりますが、「話せる税理士がいない」と言っていました。社労士も同様だと思いますが、講師業をメインにする社労士もありかなと思います。セミナーをひとつの営業として考えることもできると思いますので、話す技術を磨いておくことが収入に結びつくと思います。
 講師の収入は1時間いくら、1日いくら、1回いくらという形になります。その内容や対象、講師の知名度、集客力等によって変わってくると思いますが、単価を上げられればそれなりの収入源になると思います。

 次回は相談業について書いてみたいと思います。
第7回に続く